NO.1〜5
忘れていた ゴミ箱ゆきの記憶

また 後ろで音だけが流れる


しつこくもつれた ひもを

ひとつずつ ほどいて


ただ ひたすら繰り返す


ここで 終わりなら 生まれる前へ

これで 終わりなら もう一度私を

NO.1
これ以上従えない

チェーンのついた 同じ首輪

あの向こうへと 合図の声

重い体を軽くするため 矢印へ

水の流れで終われる?

思いきり右でかき混ぜて 汚れた

また最悪の脱力感


終わりはいつも 無意味な喜びと痛み

はじまりはいつも「解らない」無意識

NO.2
そっと左に現われる 

誰にも見えない無表情

繊細な指が 私の首にからまる

美しい様に覚えさせ
      映る現実は枯れている

何処まで続く道?

どちらが先に笑うのか…

与えられた痛みと「解らない」

答えは 私のすぐそばで

奥深く沈んでいた

NO.3
何処へ無くしてしまったのだろう

何処へ隠れてしまったのだろう

暗い部屋の中で 光を探し
無気力な目には 何も映らない

忘れていた 雨が降る
あふれるほど 降ってくる

はじめて感じた 冷たくて寒い雨

震えるほどの情に 胸がときめく

今まで感じていた痛みなど
もう 何処にも無く

暗い部屋に光が降る

 この瞬間を いつまでも
        大切にしていたい      

NO.4
〜涙と光〜

いつもとなりに居て 一緒だった

居てくれなきゃ駄目になる涙
居てほしいと願う光

混ぜ合わせたり 別々にしたり
この部屋の中で 成り立っている

首にかけた 涙と光の力で
新たな扉を開く

同じ部屋へ別々に入ってくる姿を

私は真ん中で 冷静に見つめてる

NO.5
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